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北谷町議会インターネット中継

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  • 令和7年第551回3月定例会 3月25日(火) 本会議
  • 仲栄真 惠美子 議員
1.子育て支援について
 町長の施政方針「4.主な施策の概要(5)たのしく ゆたかに たくましく やさしく 生きる ~子育て・教育・スポーツ・文化~」の欄に、「北谷町母子健康包括支援センターにおいて妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を継続していく」とある。
 (1)支援の継続の中で、シングルマザーの困窮世帯へのベビーミルクの支援などが行われた事例はあるか伺う。
 (2)「保育所待機児童解消に総力を挙げて取り組む」という表記のあと「認可保育園の安定的な運用のため、保育の需要が減少した場合、町立保育所の受け入れ児童数の調整など柔軟な対応に努める」という中、なぜ幼稚園での3歳児保育の試験的な実施と検証を進めていくのか趣旨を伺う。
 (3)国が児童保護のために2021年から10億円をかけて開発を進めていた人工知能AIの虐待判断システムのテスト段階において、判断に6割ものミスがあるとのことで、システムの導入を子ども家庭庁が諦めたとのこと。最終判断を下す児童相談所職員の補助をするための導入目的であったようだが、北谷町の進める保育所入所の判定などに導入されているDXなどで誤りが起きたことはないか伺う。
2.認知症と共生社会について
 2月末に休眠預金を活用した市民コミュニティ財団から「認知症まちづくり」白書の発刊を記念したシンポジウムが行われ参加した。認知症は医療機関で診断されると、周りの対応が前日までの対応とまるっきり変わってしまうことが多いとのことで、当事者から普通に対応してほしいと嘆きの声があった。目配りは必要だが過重な気配りは当事者にとって負担となることを知ることができた。専門家の方は、私たちが徘徊と呼んでいる行動も、当事者にとっては道迷いであり、目的があって出かけたが途中で道がわからなくなり、目的地や自宅にたどり着けない状態であるということも言われた。その道迷いがあることで外出が制限され、家に閉じこもり、動くことや考えることが少なくなり、さらに症状を悪化させることにもなるとも学んだ。これまで行政区でも時々高齢者の道迷いがあり、家族から自治会長に連絡が入り、自宅に電話があるときは一緒に探しに行くこともあり、現在も時々心配な方がいる。以前にNPO法人と共催で道迷いについての対策をシュミレーションしたイベントがあったと記憶している。今回、ミマモライドというプロジェクトを実践している施設や社協の発表もあり、ミマモライドは、見守りタグを当事者に携帯してもらい、身に着けて歩くことで、街角や道々に置かれている自動販売機に設置されたセンサーが、タグからの電波をキャッチし探知することにより、ミマモラシステムを通して保護者のラインへ位置情報を送るという、とても斬新な活動だと思った。そこで伺う。
 (1)令和元年からこれまでに、町内での徘徊で家族からの相談を受けたことがあったか。事件につながった件数や危険な事例はあったか。行政に報告のあった件数を伺う。
 (2)その時点での対策などはどのようであったか伺う。また現在認知症による徘徊へどのような対策をとっているか伺う。
 (3)若年性認知症の方の就労支援などの相談や対策は、どのようになっているか伺う。
 (4)町はミマモライドのシステムについて把握しているか伺う。また、北谷町は高齢化が進んでいるが、認知症に罹患した人の外出や自由な行動の安心安全、人権を保障するためにミマモライドシステム導入の考えはないか伺う。
3.防災について
 現在世界中で頻発する地震や、異常気象、天災、人災による大きな被害があり、多くの人々が犠牲になったり困窮したりと、あらゆる面で防災の力が必要とされている。町の防災について伺う。
 (1)昨年の台湾地震における津波発生の予報を受け、避難が実施された西海岸地域の住民の避難対策に多くの課題があったと、以前の一般質問で答弁があった。その時の課題等の洗い出し、分析、その結果の改善点などについてのまとめは行われたのか。前回の質問ではまだ情報収集の段階で分析などは行われていなかったと思うが、その後の情報の分析の結果と、結果を受けての計画等の進捗を伺う。
 (2)天災については予測不能なことも多々あり、大きな災害につながることが多い。北谷町ではほとんどの行政区で防災組織が設立され、防災訓練なども繰り返されているが、防災訓練がうまく行われてない行政区もあり、是非行政の方でリーダーを置き適切なアドバイスを行い、いざというときに迅速に対応できる訓練が必要だと思うが、見解を伺う。
 (3)その地域に合った防災対策や訓練が必要だと思うが、効果的な訓練をするために行政がリーダーとなり、防災訓練へのアドバイス等も必要になると考えるが町当局に専門的なアドバイザーは配置されているか伺う。
4.公園事業について
 北谷町は県内でも緑地や都市型公園の多い街だと聞くが、実際の状態について伺う。
 (1)北谷町の公園数とその管理状況について伺う。
 (2)公園敷地と隣接地の住民生活の関係について伺う。
  ①公園からの騒音やごみ問題、植栽からの落ち葉等の苦情などはないか伺う。
  ②公園への出入りで近隣の私有地を無断で侵入したりすることはないか伺う。
  ③現在の公園で危険箇所の有無、またその対策が必要なところはないか伺う。
  ④公園の近隣住民との関係性でトラブルなどはないか伺う。